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お知らせ

2023.06.13

tamakiと始めよう、からだにいいこと。

今を生きるわたしたちの健康を守ってくれるもの、それは日本人古来の生活の知恵にありました。

 

退化する人の足  ~あなたの足指は浮いている!?~

人は本来、足指をよく使う生き物でした。昔は豊かな自然の中、もちろん現代のような平らな地面はほとんどなく、障害物だらけのデコボコの地面の上を裸足で生活してきました。近代化が進み、人は靴を履くようになり、車社会になって道路がきれいに舗装されるようになりました。

今まで足の指の先まで神経を使って様々な環境の上を裸足で歩いていた人間が、今では足指を使わずに生活できてしまいます。河原で、草むらで、裸足で元気よく遊びまわる子供たちも見当たらなくなってしまいましたよね。こうした生活習慣の変化によって足指をあまり使わなくなり、「浮き指」に悩まされる人が多くなりました。

浮き指とは、立った状態で地面に足指が付かず、指が上に反りかえって浮いている状態のことを言います。日本人では女性で3人に1人、男性で2人に1人が浮き指だと言われています。
足指の力が弱くなると、立つ、歩く、あらゆる動作がアンバランスになり、身体全体に不調を及ぼす場合もあります。腰痛、膝痛、肩こり、頭痛、冷えやむくみ等の体に現れる様々な不調や、ウオノメ、タコ、外反母趾、足底筋膜炎等の足のトラブルも、実は足指をちゃんと使わないことによるものが多いといいます。

 

人にとって本当にいいものを。

今では、高い機能を備えたスニーカーやインソールを、一般の方でも普通に履いている時代になりました。しかしその裏側で、過度なサポートに足を慣れさせてしまい、自分が持っている筋力を衰えさせていることに、ほとんどの方が気づいていません。

人が本来どうあればいいかを考え、人のお役に立つ商品を作りたい。
便利になった現代にこそ必要な履物が何かと考えた時、ヒントは日本人が生み出した昔ながらの知恵の中にありました。

下駄を日常にうまく取り入れることができれば、鼻緒を足指で挟むことによって自然と指先の力を普段から使うことができます。また、硬い木は、弱くなった足と骨を丈夫に保ってくれます。
身体が持つ本来の機能を損ねずに、わたしたちの健康をサポートしてくれる履物をつくること、これがtamakiの原点です。